レンタルオフィスとシェアオフィスの違いは?選ぶポイントや注意点も解説

こんにちは、福岡市天神のレンタルオフィス「グラプラス天神」です。
本記事ではレンタルオフィスとシェアオフィスの違いを解説します。
また、あわせてレンタルオフィスやシェアオフィスを契約する際に注意すべきポイントも解説します。
グラプラス天神は全席が1人用固定席のレンタルオフィスです。
料金は月額29,700円からと天神地区ではトップクラスに安く、鍵付き個室もあります。
1人~少人数のスタートアップや個人事業主にピッタリなのでぜひご検討ください。
詳細:グラプラス天神公式サイト
目次
レンタルオフィスとシェアオフィスの違い
明確な違いはない?
結論から言うと、レンタルオフィスとシェアオフィスに明確な違いはありません。基本的には同じものとして考えてよいでしょう。
ネットで調べると、レンタルオフィスは「各契約者が個室を利用する形態」、シェアオフィスは「オープンスペースを複数でシェアする形態」と出てきます。
- レンタルオフィス:契約者それぞれが個室を利用
- シェアオフィス:一つの広いスペースを複数人で共同で利用
ただし、多くのレンタルオフィスにもフリーアドレスのオープンスペースがあり、契約者が自由に使うことがあります。逆に、シェアオフィスにも個室が設けられている場合も多いです。
私も福岡市内のレンタルオフィスやシェアオフィスを数多く利用/内覧していますが、どちらか一方だけの場合は少なく、オープンスペースと個室のどちらもある場合がほどんとです。よって、明確な区分けはなく、同じものとして捉えておいてよいでしょう。
ちなみに、Googleトレンドで「レンタルオフィス」と「シェアオフィス」の検索数を比較すると、レンタルオフィスのほうが多いです。探す場合は「レンタルオフィス」で探した方が多くの候補を見つけられるかもしれません。
コワーキングスペースは異なる
一方、コワーキングスペースは明確な違いがあります。最大の違いは一時利用(ドロップイン)ができることです。コワーキングスペースは、使いたい時に使いたい時だけ利用できます。時間単位/日単位で使えるプランがあれば、コワーキングスペースと言ってよいでしょう。
ただ、ドロップインで誰でも使えるオープンスペースと、契約者専用の固定席や個室が同じオフィス内に共存する場合もあります。福岡市内で言えば「The Company」「ベイシズ」「iGrowthShip」などはレンタルオフィスでもありコワーキングスペースでもあります。
レンタルオフィス/シェアオフィスとコワーキングスペースの違いと使い分けはこちらの記事でまとめています。
レンタルオフィスを選ぶ際の注意点
立地・駅からのアクセス
ここからはレンタルオフィス/シェアオフィスを契約する場合の検討ポイントや注意点を解説します。
まずは立地やアクセスでしょう。当然、自宅の近くや、自宅から電車・バスで乗り換えなしで行けるレンタルオフィスがよいですね。駅直結のオフィスや、駅から濡れずに行けるオフィスならなお便利です。
また、法人登記する場合はレンタルオフィスの住所も確認しましょう。例えば福岡市なら「福岡市中央区天神」や「福岡市博多区博多駅前」といった住所の方が、ぱっと見たときの信用度は高いでしょう。ほとんど同じ距離にある場合でも、例えば「福岡市中央区天神」と「福岡市中央区那の津」だったら前者の方がよいですね。
逆に、法人登記をしない場合は、あえて中心部から外れたオフィスを狙うのもテクニックです。レンタルオフィスは基本的に中心部に近いほど料金が高いです。自宅や駅からのアクセスが変わらないのであれば、あえてそちらを狙ってみましょう。
また、郊外から中心部に向かう電車は朝夕に混雑しますが、同じ時間に逆に向かう電車はガラガラです。朝夕に電車に乗る場合は混雑しない方向にあるオフィスを探すのも手です。
コンビニ、飲食店などの周辺環境
立地に加え、周辺環境も重要です。まずは最寄りのコンビニエンスストアの場所を確認しましょう。また、昼ご飯を外で食べる場合は、周辺に安くていいお店があるかも大事です。オフィス街だと全くないことはないと思いますが、高価格帯のお店しかなかったり、レンタルオフィスから遠い場合は何かと不便です。
他にも、文具が一通りそろう100円ショップや、郵便局、家電量販店があれば便利です。
グラプラス天神は天神駅から徒歩4分の中心部にあり、近隣には天神ショッパーズ、天神ミーナがあります。100円ショップもダイソーとセリアがあり、コンビニまでも徒歩1分で、カフェ(ドトール、スターバックス)や飲食店もたくさんあります。
福岡中央郵便局も近いため、何をするにも便利でしょう。
受付スタッフの有無
レンタルオフィスには、入口に受付スタッフがいて来客や郵便物の受け取り対応をしてくれる場合もあります。会社に来客がある場合は、受付スタッフがいた方がよいでしょう。応接室や会議室に案内してくれるほか、お茶を出してくれるなどのサービスもあります。
一方、受付スタッフがいるレンタルオフィスはその分料金が高いです。来客頻度が多くない場合は、受付スタッフがいなくても問題ないかもしれません。受付スタッフ分の人件費は、スタッフを利用したかどうかにかかわらず契約者間で平等に負担するため、使わない場合は無人運営のレンタルオフィスを契約した方がお得です。
料金、初期費用
レンタルオフィスを検討する際、最も気になるのが料金です。月額料金はもちろん安い方がよいですが、料金以外にかかる費用も必ず確認しましょう。
まずは初期費用です。レンタルオフィスの中には、料金が安い代わりに初期費用が3カ月~半年分かかる場合もあります。この場合、利用期間が長ければ長いほどお得になりますが、そうでない場合は損です。
特にフリーランス/個人事業主や起業して間もない場合は計画の変更がつきものです。私も起業してから5年間の間に、引っ越しや、近くによりよいオフィスができたなどの理由で登記住所が4回変更になりました。そのため、最初はできるだけ初期費用が安いレンタルオフィスを探した方がよいでしょう。初期費用以外に、入居時に預けて退去時に返却される「敷金」や「保証料」などがかかる場合もあります。
最低利用期間/縛り期間
同じく、最低利用期間も確認してください。レンタルオフィスの多くには「〇カ月以内は解約不可」といった縛り期間が設けられている場合があります。とくにフリーランス/個人事業主や起業して間もない場合は、計画の変更や自身の引っ越しにより思いがけなく解約が必要になる場合もあります。なかには、契約が1年単位で料金は前払い、途中解約しても支払った料金は返済されないシステムの場合もあります。
グラプラス天神に内覧に来られた方でも、「公式サイトには縛り期間などの記載がなかったが、内覧に行くと契約は2年以上からと言われて断られた」といったことがありました。条件が公開されていない場合もあるので、口頭やメールで必ず確認しましょう。
ちなみに、グラプラス天神の初期費用は入会金の11,000円のみで、最低利用期間は3カ月です。短期でもご利用いただけるので、プロジェクト単位で契約も可能です。また、試験前の3カ月だけ集中して勉強するといった、資格試験の勉強場所としてもご契約いただけます。
<参考記事>
郵便物の受取・転送可否
郵便物についてもしっかり確認しておきましょう。レンタルオフィスの場合、基本的には郵便物の受け取りが可能で、オフィス一括で受け取った後に各契約者に配布されます。受け取りについてはほとんど問題ないでしょう。
一方、契約後に毎日レンタルオフィスに来るとは限らず、場合によっては長期で不在になる場合もあるかもしれません。そのような場合でも自宅や他の場所に転送してくれる仕組みがあるか、確認しておくとよいでしょう。
郵便物の転送はオプションとして明確に記載されている場合もありますし、明文化はされていないものの、スタッフが都度臨時で対応してくれる場合もあります。私も以前に借りていたレンタルオフィスのスタッフの方から「郵便物がたまっているが、自宅に転送しましょうか?」という電話を貰ったことがあります。
机の広さ
続いては机の広さです。せっかく固定席を借りたのですから、机にモニターを設置して作業した方が効率的です。私もPC作業時は2枚のモニターを並べて作業しています。複数のモニターを置いて作業する場合、少なくともデスク幅は120cmはあった方がよいでしょう。安いオフィスだと100cm幅のデスクもあるので注意してください。
また、デスクの奥行きも重要です。デスク幅が狭いとモニターとの距離が短く目が疲れてしまうため、ある程度のサイズのモニターを置くなら、奥行きは最低でも60cmは欲しいですね。本当は70cmや80cmあるのがベストですが、奥行き70cmの机があるレンタルオフィスは少ない印象です。
また、奥行き60cmでも、机の奥と壁の間にスペースができれば、モニターをアームで固定できます。アームを使えれば、デスク上にモニターを直置きするより画面を奥に設置できるので、目線との距離を離すことができます。モニターアームの設置可否も確認しましょう。
グラプラス天神は席によってデスクサイズが異なり、奥行70cm、幅140cmのデスクも選べます。また、どの席も机の奥にスペースを設けられるため、モニターアームも設置可能です。
さらに、ご希望であればデスクの持ち込みもできますし、昇降式のデスク/スタンディングデスクの持ち込みも相談可能です。お気軽にお問い合わせください。
イスのフィット感、持ち込み可否
机と同様に大事なのがイスです。レンタルオフィスには基本的にイスがあらかじめ設置されていますが、しっかりとしたビジネスチェアか確認しましょう。コワーキングスペース併設のレンタルオフィスでは、座面が固いアンティークっぽいイスの場合があります。こういった固いイスで長時間作業するのはつらいです。
ご自身が普段使っているイスがあれば、レンタルオフィスに持ち込めるか確認してもよいでしょう。「ゲーミングチェアがよい」「フットレストやひじ掛けがあったほうがよい」「ハーマンミラーなどの高級チェアがよい」など、いすにこだわりがある人はイスの持ち込みが可能なレンタルオフィスを探してみましょう。
また、「持ち込みはOKだが備え付けのイスはそちらで管理してくれ」と言われる場合もあります。こうなると面倒なので、備え付けのイスを預かってもらえるかも併せて確認してください。
グラプラス天神にも全席にビジネスチェアを用意していますが、ご希望であればイスの持ち込みも可能です。備え付けのイスはこちらで管理しますので、お気軽にご相談ください。
通信回線の速度、有線接続の有無
インターネット回線の通信速度にも注意が必要です。実際にPCで作業する分には、最低限のWi-Fiの通信速度(20~30Mbps程度)があれば問題ありません。ただ、できれば100Mbps前後は欲しいところですね。
Wi-Fiの速度は座席の位置によって速度が異なるため、内覧に行った際には必ず契約を希望する席や部屋で回線速度を計測してみましょう。
また、有線接続ならさらに回線速度は安定します。有線接続が可能なレンタルオフィスは料金も高くなるので一長一短ですが、こちらも必ず確認しましょう。
24時間365日使えるか
レンタルオフィスを探す際には、24時間使えるかも確認しましょう。ほとんどのレンタルオフィスは24時間使えますが、中には夜に使えない場合もあります。
フリーランスや個人事業主の中には、生活リズムが夜型の方もいらっしゃるかもしれません。私も完全に夜型で、以前は夕方に起きてレンタルオフィスに行き、朝まで仕事をして通勤ラッシュの時間に帰宅する、といった生活をしていたこともありました。そんな方でも、24時間オープンのレンタルオフィスなら問題ありません。夜は利用者も少なく静かなので、より集中できる場合もあります。
また、土日祝や年末年始、お盆などの営業も確認しましょう。ほとんどのレンタルオフィスは365日使えるところが多いですが、地方や個人経営の場合は使えないオフィスもあります。また、ビルによっては土日や夜20時以降は正面玄関が閉まるので裏口から出入りする必要がある、といった場合もあるので、あわせて確認してください。
グラプラス天神は年末年始やゴールデンウィークも毎日使えます。ただし、残念ながら22時から翌朝7時まではビル入口の扉が閉まってしまいます。22時以降でも退館はできるものの、入館ができません。22時以降も使いたい人は「24時間オプション(月額3,300円)」をご契約いただくとセキュリティカードを付与しますので、22時以降も出入りが可能です。
プライバシー
最後に、プライバシー面も注意しましょう。具体的には「他の利用者にPCの画面や資料がのぞき見されないか」「電話やweb会議ができる個室/ブースがあるか」に注意が必要です。
コワーキングスペースだけでなく、レンタルオフィスもオープンスペースの自由席を使うプランがありますが、オープンスペースの場合、後ろを通った人に画面をのぞかれたり、机に置いた資料を見られる可能性があります。私もよくコワーキングスペースやカフェを利用した際に画面が丸見えになってヒヤヒヤすることがあります。自由席の方が料金は安いものの、セキュリティやプライバシーは守られにくく、また最初に解説したモニターを置いておくこともできません。ビジネス用途でレンタルオフィスを借りる場合は、基本的にコワーキングスペースや自由席のプランはおすすめしません。
福岡市のレンタルオフィスならグラプラス天神

現在レンタルオフィスを探している方は、私が運営するレンタルオフィス「グラプラス天神」もぜひご検討ください。
天神駅徒歩4分、天神ショッパーズの真裏にあるレンタルオフィスで、全席が固定席の1人専用なのが特徴です。
グラプラス天神 | |
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住所 | 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神4丁目4-26 天神吉柳ビル7F |
アクセス | 地下鉄天神駅から徒歩4分 西鉄福岡天神駅から徒歩8分 |
部屋タイプ 月額料金 | SS席:44,000円 S席:41,800円 A席:35,200円 B席:29,700円 |
公式サイト | https://www.glplus.co.jp/ |
グラプラス天神の特徴は何といっても全席が1人用のレンタルオフィスである点です。
1人~少人数のフリーランスや個人事業主はもちろん、エンジニア、プログラマー、ライターやイラストレーターなど、1人で作業することが多い人におすすめです。
私自身、1人社長としてコワーキングスペースやシェアオフィスで仕事をしてきました。
福岡市への移住(Uターン)を機に、自分のような1人で仕事する人に最適なオフィスを作りたいと思い、2025年にグラプラス天神をオープンしました。
座席は全席が1人用になっていますが、2人以上で作業する場合は2席契約いただけますし、どちらかしか使わないなら1席を2人以上でシェアすることもできます。
グラプラス天神の最大のメリットは、地下鉄天神駅から徒歩4分のというアクセス抜群の立地です。
もちろん西鉄福岡天神駅や、七隈線の天神南駅からも天神地下街を通ってアクセスできます。

詳細:GoogleMapで見る
天神地下街の出口からはすぐなので、雨の日でもほとんど濡れることなく通勤できますね。
周囲には天神ミーナや天神ショッパーズはもちろん、コンビニ、カフェ、飲食店、郵便局があるため、何をするにも困りません。
天神の中心部にあるため、福岡市内を回る営業担当者の作業場所や、県外の企業の支社にも最適です。
最短で3カ月から利用できるので、東京・大阪をはじめとした県外の企業が福岡でプロジェクトに取り組む際のサテライトオフィスとしての問い合わせも多いです。
席の種類はSS席、S席、A席、B席の4種類あり、SS席とS席は鍵付きの個室です。
オープン以来、特にSS席の問い合わせが多いです。
デスクは幅140cm、奥行き70cmと広いのが特徴です。
自身もモニターを2台置いて作業しているのですが、モニターを設置すると奥行60cmでは狭いなと思い、奥行は70cmにしました。

ブース内は幅140cm、奥行き160cmと十分広く、机とイスのほかにキャビネットや棚も設置可能です。
窓があるブースもあり、ご契約いただいた順に好きな席が選べます。
料金はSS席が40,000円(税込44,000円)~、S席が38,000円(税込41,800円)~と、他社の1名用個室の料金と比較してもかなり安いです。
A席とB席は半個室です。
扉はありませんが、前方と左右は壁で仕切られており、入り口もカーテンで仕切って半個室風にすることができます。
周囲からPC画面をのぞかれたりすることなく、集中して作業できます。

机のサイズはA席が幅120cm×奥行60cm、B席は幅100cm×奥行60cmです。
オフィス内はスマートロックによりセキュリティが保たれているので、荷物は座席に置いたままで結構です。
半個室の月額料金は月額27,000円(税込29,700円)からと、天神駅・博多駅エリアの1人用固定席ブースとしては最安値級の料金です。
現在カフェやコワーキングスペースで作業している人で、周囲を気にせずに集中して作業したい人はぜひグラプラス天神もご検討ください。
また、オフィス内には遮音の電話ブースが2つあります。
自席での電話は5分までという制限があるので、長い電話やweb会議は遮音ブースを利用してください。
ただ、電話の頻度が多い場合は遮音ブースに移動するのは面倒かもしれないので注意が必要です。

福岡市の天神地区でスモールオフィスや1人用のオフィスをお探しの方は、グラプラス天神がおすすめです。
内覧も随時可能なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
詳細はこちら→グラプラス天神公式サイト