【2024最新】天神のバーチャルオフィスを比較、最安はどこ?

バーチャルオフィス 福岡市 天神 おすすめ 最安値

このたび、グラプラス天神でもバーチャルオフィスを開設することになり、料金設定を検討しています。

そこで、天神地区のバーチャルオフィスの料金を比較し、最安値がどこから調べてみました。

他社の相場や最安値を調べ、そのうえで記事の最後にグラプラス天神のバーチャルオフィスの料金を決めたいと考えています。

天神のバーチャルオフィス一覧

DMMバーチャルオフィス

まず、Googleで「天神 バーチャルオフィス」と検索すると最初に出てくるのがDMMバーチャルオフィスです。

全国に展開するバーチャルオフィス専門のサービスで、月額660円という文字が目を引きます。

住所はグラプラス天神と同じ天神4丁目です。

公式サイトのトップページには「月額660円~」と表示されていますが、660円は法人登記不可のミニマムプランで、登記が必要な場合はベーシックプランの契約が必要です。

また、法人登記ができて荷物転送がないライトプランも選べます。

天神 DMMバーチャルオフィス 料金表
登記+郵便物転送ならベーシックプランの契約が必要。料金は1年一括払い時の最安料金なので注意が必要。(画像は公式サイトより)

法人登記と郵便物転送が必要な人は、ベーシックプランの契約が必要です。料金は税込み月額5,500円で、週1回郵便物を転送して貰えます。

また、月額料金を半年前払いすると月額料金は3,850円(半年分の一括前払いで23,100円)、1年分前払いすると月額料金は2,530円(1年分の一括前払いで30,360円)に安くなります。

  • 毎月払い:月額5,500円
  • 半年一括払い:月額3,850円(半年分で23,100円)
  • 1年分一括払い:月額2,530円(1年分で30,360円)

半年分一括払いや1年分一括払いにすると1カ月当たりの料金は安くなりますが、途中解約しても料金は返金されないのでリスクがありますね。

DMMバーチャルオフィスのベーシックプランの場合、郵便物が毎週転送されるのがメリットです。

さらに、スタッフが届いた荷物の写真をマイページにアップしてくれるので、何が届いたか事前に確認できます。(どこまで必要かはわかりませんが…)

デメリットは、荷物の転送費用が別途必要な点です。

マイページから転送頻度を下げることができるので、あまり荷物が多くない人や、書類が中心の人は転送頻度を下げ、まとめて発送してもらうことで転送費用を節約するのがよいでしょう。

なお、DMMバーチャルオフィスは実際はDMMの事務所として使っており、オフィスとしての実態はありません。

バーチャルオフィスはコワーキングスペースやレンタルオフィスと併設していることが多く(グラプラス天神もそうです)、その場合はポストや社名の看板で会社名を確認できます。しかし、DMMバーチャルオフィスにそのような機能はありません。

どこまで必要かは微妙ですが、外部からみた信頼性の面ではやや不安かもしれません。

詳細→福岡天神 | DMMバーチャルオフィス

GMOのバーチャルオフィス

GMOも全国にバーチャルオフィスを展開しており、福岡市では博多と天神に拠点があります。

こちらも月額660円からと表示されていますが、法人登記をする場合の最安値は月1650円です。

結論から言うと、天神地区のバーチャルオフィスの最安値はこのGMOバーチャルオフィスでした。

ただし、いくつかデメリットや注意点もあります。

天神 GMOバーチャルオフィス 料金表
画像は公式サイトより

GMOバーチャルオフィスの法人登記ができるプランは郵便物の転送頻度に応じて3種類あります。

  • 月1回転送:1,650円/月
  • 隔週転送:2,200円/月
  • 週1転送:2,750円/月

入会金、年会費は保証料は不要です。また、契約が初めてなら3カ月は料金無料で使えます。

料金はDMMバーチャルオフィスと比べてもかなり安く、結論から言うと天神地区のバーチャルオフィスでは最安値でした。

ただし、いくつか注意点があります。

最大の注意点は、料金が1年一括払いのみの点です。契約途中で解約しても、前払いした料金は返金されないので注意が必要です。

また、天神オフィスでは郵便物を直接受け取ることはできません。すぐに郵便物を転送してもらえる有料オプションはあるものの、届くまでに数日かかるので、緊急時には不便かもしれません。

また、DMMバーチャルオフィスと同じく、こちらもコワーキングスペースやレンタルオフィス/シェアオフィスの併設ではないので、社名の入った看板やポストはないでしょう。

GMOバーチャルオフィスはとにかく料金が安いのがメリットです。

ただし、料金は1年一括払いで毎年自動更新され、途中解約しても返金がないので注意してください。私もそうでしたが、起業直後にはなんだかんだ住所を変更せざるを得ないことが多いため、料金ほどお得にならない可能性があります。

また、郵便物転送は150gまでは無料ですが、150gを超えると1通ごとに440円の料金がかかります。郵便物が数通あると150gは結構簡単に超えるので、郵便物の転送料金を含めると割高になる可能性があるので注意が必要です。

詳細→福岡天神 | GMOバーチャルオフィス

結論から言うと、グラプラス天神はGMOバーチャルオフィスの料金を参考に、対抗できる料金・サービスを設定しました。

グラプラス天神のバーチャルオフィスの料金は最終章で解説しています。

ワンストップビジネスセンター

ワンストップビジネスセンターも全国にあるバーチャルオフィスの運営会社です。

福岡には天神と博多に2拠点あり、天神は貸し会議室も併設しています。

ワンストップビジネスセンター バーチャルオフィス 料金
画像は公式サイトより引用

料金はエコノミー、ビジネス、プレミアムの3つで、エコノミーは法人登記と週1回の郵便物転送がついて月額5,280円です。

どのプランも、初期費用として10,780円がかかります。

郵便物の転送は100gまでなら無料ですが、100g以上はレターパックライト(550円/回)かヤマト運輸の着払い料金がかかります。

先に解説したDMMバーチャルオフィスやGMOバーチャルオフィスより高く感じるかもしれませんが、1年前払いなどは不要で、解約したい時にはいつでも解約できるので安心です。

また、バーチャルオフィスの契約者は天神オフィスや全国にあるワンストップビジネスセンターの会議室が使えるのもメリットです。

平日9時~18時なら1時間1100円、土日や夜間でも1時間1,650円と格安で使えるので、会議室を使う機会がある人はトータルで安くなるでしょう。

詳細→福岡天神店 | ワンストップビジネスセンター

SERVCORP(サーブコープ)

サーブコープは、日本を含めた世界にコワーキングスペース、シェアオフィスを展開している企業です。

福岡にも天神と博多にレンタルオフィスがあり、バーチャルオフィスも併設しています。

ただし、料金は月額12,320円からとやや高めです。

サーブコープ 天神 バーチャルオフィス 料金
料金は月額12,320円からと高め(画像は公式サイトより)

コワーキングスペースやレンタルオフィス併設なので、オフィスとしての実態があるのがメリットですが、料金は他社の2倍以上なので、よほどの理由がない限り他社の方がよいでしょう。

ちなみに、公式サイトは海外サイトを無理やり日本語訳したような文体で読みにくく、料金やサービスも詳しく記載がないため、詳細は問い合わせないとわかりません。

詳細→福岡天神 | SERVCORP

Regus(リージャス)

リージャスもサーブコープと同様、日本だけでなく世界中でレンタルオフィスやコワーキングスペースを運営している企業です。

各拠点でバーチャルオフィスも併設しており、福岡には天神地区に3拠点、博多地区には7拠点もあります。

リージャスは天神地区に3拠点もあるが、料金は高い(画像は公式サイトより)

天神地区の3拠点のうち料金が最も安いのは「福岡天神南」ですが、住所は天神ではなく中央区渡辺通5丁目で、料金は最安で11,900円(税抜き?)からです。

住所が中央区天神なのは「福岡天神スカイホール」で、料金は最安で15,500円からのようです。

こちらも他社に比べて高いので、よほどの理由がない限りスルーで良いでしょう。

サーブコープと同様、海外のサイトを無理やり日本語にしたようなわかりにくい文体で、料金やサービス内容は問い合わせないとわかりません。

そもそも料金が税込みが税抜きかも記載がなく、非常に不親切です。検討する必要はないで検討する

詳細→バーチャルオフィス(福岡) | リージャス

fabbitGGアクロス福岡

fabbitGGアクロス福岡は、その名のとおりアクロス福岡の1階にある、レンタルオフィス、イベントスペースやコワーキングスペースに併設されたバーチャルオフィスです。

住所は福岡市中央区天神1-1-1なので、権威性の面ではかなり良いですね。

バーチャルオフィスの料金は税込月額11,000円ですが、調査時はキャンペーンにより月額3,980円に値下げされていました。

契約開始から一定期間だけ3,980円になるのではなく、キャンペーン期間中に新規入会すればずっと3,980円で使えるようです。

一応期間限定のキャンペーンのようですが、おそらく定期的に(もしくはずっと)実施しているような気がします。

申し込む際はキャンペーン実施中か確認し、実施していなければ少し待ってみてもよいかもしれません。

fabbitGGアクロス福岡 バーチャルオフィス 料金
画像は公式サイトより

ただし、月額3,980円だけで使えるわけではないので注意が必要です。

まず、初期費用として22,000円がかかります。他社は高くても一万円前後なので、初期費用は高めですね。

さらに、月額料金以外に必須オプションに加入しなくてはなりません

必須オプションは郵便受付と郵便転送のどちらかで、郵便受付は月額1,100円、郵便転送は月額1,980円です。

つまり、キャンペーン料金の月額3,980円で契約したとしても、少なくとも月額5,080円、郵便物を転送してもらう場合は5,960円がかかることになります。

月額料金のほかに、必須オプションの契約が必要(画像は公式サイトより)

fabbitGGアクロス福岡は1年契約などではありませんが、解約は3カ月前に手続する必要があり、他社よりも少し長いので注意が必要です。

月額3,980円と聞くとお得な気がしますが、トータルでは少し高いです。どうしても天神1丁目1-1の住所が欲しい人は検討してもよいでしょう。

詳細→バーチャルオフィス | fabbitGG

私の私書箱.com

私の私書箱ドットコムというサービスも発見しました。天神5丁目にあるバーチャルオフィスで、名前のとおり私書箱のサービスも運営されています。

料金は、個人の場合、毎月払いなら月額1,380円、3カ月払いなら800円/月、1年一括払いなら600円/月で利用できます。

入会金も無料なので、かなり安いですね。

個人契約の料金(画像は公式サイトより)

法人の場合、毎月払いなら月額5,000円、3カ月払いなら4,000円/月、1年一括払いなら3,000円/月で利用できます。

入会金は毎月払いの場合のみ5,000円かかりますが、3カ月払い、1年一括払いは無料です。

私の私書箱ドットコム バーチャルオフィス 料金
法人契約の料金(画像は公式サイトより)

ただし、個人も法人も、郵便物の転送は1回あたり200円に加え、送料の実費がかかります。

何よりのメリットは料金の安さでしょう。特に個人契約の場合はかなり安いです。

ただし、郵便物の転送は1回あたり200円に加えて送料の実費がかかるので、実際には料金が加算されます。また、転送は全て前払いとのことで、転送の都度支払うか、あらかじめ入金した額から精算していく必要があり、少々面倒です。

また、Webサイトはかなり簡易的なもので、住所をGoogleマップでみると賃貸マンションの一室を事務所として利用されているようです。

信頼性の面ではやや劣るかもしれません。

詳細→私の私書箱.com

天神ベース

最後に紹介するのは天神ベースです。

天神4丁目にあるシェアオフィスで、バーチャルも併設されています。

ただし、バーチャルオフィスの料金は月11,000円と少々高めです。

さらに郵便物を転送するとなると月額4,400円のオプション契約が必要です。(月2回転送)

天神ベース バーチャルオフィス 料金
画像は公式サイトより

初期費用も11,000円かかるので、料金は全体的に高めです。

特段の理由がない限り、他社を選んだ方がよいでしょう。

詳細→住所利用 | 天神ベース

グラプラス天神の料金はいくらにしたか

天神地区の最安値はGMOバーチャルオフィス

ここまで、天神地区に住所が持てるバーチャルオフィスの料金を比較してきました。

結論から言うと、天神地区で最安値のバーチャルオフィスはGMOバーチャルオフィスです。

法人登記ができて郵便物を転送してくれるプランの場合、転送頻度が月1回なら月額1,650円、隔週なら月額2,200円、毎週なら月額2,750円です。

入会金や保証料もかからず、新規契約の場合は3カ月分の基本料金が無料になります。今回調べた中では最安値でした。

GMOバーチャルオフィス 料金プラン
天神地区の最安値はGMOバーチャルオフィス(画像は公式サイトより)

ただし、いくつか注意点があります。

まず、料金は1年分の一括払いのみです。契約期間の途中で解約しても返金はありません。

長年利用する場合はそれほど大きな損失にはなりませんが、個人事業や起業直後の法人住所は意外にころころと変わるものです。私自身も法人を設立した後、5年間で住所は6回変わりました。1年に1回は住所が変更している計算ですね。

バーチャルオフィスの場合も、何らかの理由で拠点を変更せざるをえなくなったり、ほかにもっと安くて便利なサービスができた場合に乗り換えたくなるかもしれません。

その点、GMOバーチャルオフィスは1年一括払いの返金なしなので、トータルで見ると思ったよりも安くならない場合もあるかもしれません。

もう1点、郵便物の転送にも注意が必要です。

GMOバーチャルオフィスは、郵便物が150gを超えると転送料金がかかってしまいます。150gは簡単に超えてしまう重さなので、実際は転送料金が毎回加算されてしまうかもしれません。

例えば、週1転送プランで4回転送してもらい、そのすべてが150gを超えてしまった場合、月額料金2,750円に転送料金1,760円(440円×4回)が加算され、実際は月額4,510円になってしまいます。

また、転送料金により月の支払い額が変動するのも、管理者としてはできれば避けたいところです。

他にも、「郵便物を現地で受け取れない」「バーチャルオフィス専業なのでオフィス実態がなく、信頼性が高くない」といったデメリットもあります。

詳細→福岡天神 | GMOバーチャルオフィス

グラプラス天神の料金を決定

天神地区のバーチャルオフィスで最安値だったGMOバーチャルオフィスの料金・サービスを踏まえ、グラプラス天神では以下の料金に決定しました。

グラプラス天神の
バーチャルオフィス料金
初期費用無料 (※)
月額料金月額3,500円
(税込3,850円)
料金に
含まれるもの
・法人登記
・郵便物転送(月2回)
追加
オプション
・専用ポスト設置:月1,500円(税込1,650円)
・郵便物転送(毎週):月2,000円(税込2,200円)

※1年未満で解約の場合は10,000円(税込11,000円)を申し受けます。

基本料金は月額3,850円としました。

料金だけ比較すると最安値のGMOバーチャルオフィスには及びませんが、シェアオフィス/コワーキングスペース併設のバーチャルオフィスとしては天神地区最安値だと思います。

月額料金には法人登記と、月2回の郵便物転送の料金が含まれています。

郵便物は、レターパックライトが使えるA4サイズ以内、厚さ3cm以内、重さ4kg以内なら追加料金不要とします。

GMOバーチャルオフィスは150gを超えると1回あたり440円かかるので、転送費用を含めるとGMOとの料金差はぐっと小さくなるでしょう。

さらに、グラプラス天神は月払いでこの金額です。

GMOバーチャルオフィスは「1年一括払いのみで、途中解約は返金なし」という厳しい条件でしたが、グラプラス天神なら、諸事情により住所を移す場合もいつでも安心して手続きできます。

ただし、契約から1年未満で解約する場合は11,000円かかるので、できるだけ1年は使っていただけると嬉しいです。

また、グラプラス天神なら専用ポストオプション(月額1,650円)を契約していただければ、現地での郵便物の取得が可能です。「緊急で郵便物を受け取りたい」という場合も対応可能です。

GMOバーチャルオフィスでは現地受け取りが可能なオフィスはあるものの、天神オフィスや博多オフィスでは現地受け取りができません。

また、ポストには社名も入るので、事業の信頼感がアップするメリットもあります。グラプラス天神ではエレベーターの目の前にポストがあるので、視認性も抜群です。

もう一つ、グラプラス天神のメリットは柔軟性が高いことです。規約やサービスにない内容でも、バーチャルオフィスを利用する中で何か困ったことがあればいつでもご相談ください。すべてに対応できるとは限りませんが、契約者に貢献できるようできるかぎり努力します。

グラプラス天神へのお問い合わせはこちら

以上、福岡市中央区天神地区のバーチャルオフィスの最安値の比較と、グラプラス天神のバーチャルオフィスの料金の紹介でした。

料金の単純比較では最安値のGMOバーチャルオフィスには及ばないものの、シェアオフィス・レンタルオフィスに併設したバーチャルオフィスでは天神地区最安値です。

また、「契約が月単位」「郵便物の転送費用がかかりにくい」「現地受け取りが可能」「契約者の要望にできるだけ対応」といったメリットがあります。

グラプラス天神のバーチャルオフィスのサービス内容や料金に関し、ご不明点などあればお気軽にご連絡ください。匿名の質問でも構いません。

ぜひご検討をよろしくお願いいたします。

問い合わせはこちら→グラプラス天神へのお問い合わせ